こないだ組んだPCはCPUがAthlon XP 1800+でテレビ録画と動画エンコードに大活躍中ですが、マザーボードについているユーティリティでCPU温度を見てみるとやけに温度が高いんです。高負荷時でCPUが67度、SYSTEMが46度くらい。Athlonは発熱が多いと聞いていたのですが、これほどとは…
CPUとメモリとDVD+Rに金をかけすぎて安物を買ったケースにファンがついていないのがまずいと思い、まず前面に吸気ファンをつけてみるが(排気は電源のファンが行っているため)ほとんど効果なし… 静音ファンで2000円以上したのに……やはり高速タイプにしておくべきだったのかと後悔。
次に、コネクタがドライブ用電源につなげるタイプのファンが名駅コンプマートで約500円で売られていたので衝動買い。見るからに安物っぽいが、この際だからいいやと思い背面に排気でつけてみる。結果、CPU温度が3度ほど下がった。ファンは排気のほうが効果が大きいようだ。しかも電源のファンは温度センサー付きだったらしく、回転数が下がって全体としての騒音も低下した(苦笑)。
しかしあちこちのサイトを見てみてもまだうちのAthlonの温度は高いような気がする。しかしこのケースは前と後ろ1つずつしかファンをつける場所がない。これ以上ケースの中の温度を下げるには、どこかに穴をあけるしかないということになる。ちなみにこのケースはアルミなどではなくリーズナブルで頑丈なスチール製である。これに穴を空けるのはかなり骨が折れそうだ。しかもこれ以上ファンを増やしてもより五月蝿く、電気を食うようになるだろうが冷えるという保証はない。
そこで、実験として電源を入れたままケースの側面パネルを空けてうちわで扇いでみた。その結果、負荷をかけた状態でCPU温度は60度となり、ケースを閉めた状態との差は4度となった。思ったより下がらない。これはケースは無罪か?
どうやらこれ以上温度を下げるにはCPUクーラーの交換しか手はなさそうだ。しかし定格で動かしているのにリテールのCPUクーラーを高価なものに交換するというのは癪に障る。僕は手先が器用なほうではないのでクーラーの交換には危険が伴うことだし。Windows動作中に突然リブートするという現象が3回ほど起こったのだが、ケースファンを増設してからはこの現象に遭遇していないし、下手にいじってまた不安定になるのも嫌だから当面はこのままいくか……
しかし、この騒音はやっぱりCPUクーラーだよな…… やっぱり交換しようかな…… うーん……